アルタ・ヘッドの効果が表れる活発な走り
モーリス・マイナーのシャシーの可能性を信じ、レース用エンジンもアルタ社から提供された。圧縮比を9.5:1へ高め、大径の吸気バルブを装備し、2基のキャブレターを大型化。お望みなら、高いギア比のデフも装備できた。
【画像】足りないのは馬力だけ モーリス・マイナー 後継のミニ 同時期のオースチンとフォードも 全120枚
理想的な状態なら、52ps以上の最高出力を発揮。最高速度は151km/hに達したという。このレース用エンジンを組むためのキットは、93.1ポンド。ただし、パワーアップに伴い必要だった、クランクシャフトのバランス取りなどは含まれていなかった。
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